【新聞記事より】介護 最低でも500万円 ~公的保険では不足 自前準備を~

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【新聞記事より】介護 最低でも500万円 ~公的保険では不足 自前準備を~

2020/04/20 

人生100年時代、自分や配偶者だけではなく、親の介護に直面する可能性は十分にある。要介護になる確率は75~79歳で13%、85~89歳になると50%を超える。もし、親がその年齢にさしかかっているなら、介護のお金について早めに考えておく必要がある。
まず知っておきたいのは「公的介護保険ですべてを賄えるわけではない」(ニッセイ基礎研究所の三原岳主任研究員)ということ。要介護の度合いによって給付金額が異なり、原則1割は自己負担だ。生命保険文化センターが介護経験者に行った調査によると、住宅改造や介護用ベットの購入など一時的な費用の平均が69万円、一カ月の介護費用は同7.8万円。平均介護期間は54カ月強なので、合計500万円近くに上る。「実際にはもっとかかる」とファイナンシャルプランナーの畠中氏は指摘する。在宅介護か施設に入るかで金額が変わり、在宅は月額平均が4.6万円なのに対し、施設での介護は同11.8万円と2倍以上も高くなる。介護付きの有料ホームなどへの入居を考えるなら、金額の上乗せが必要になる。肝心なのは「親の介護は親のお金でする」ことだ。「親が介護に使えるお金をいくら持っているかを知り、事前に介護保険制度や近隣の施設を調べておくとよい」(畠中氏)。これは今後、あなた自身や配偶者の介護に直面したときにも当てはまる。老後資金が潤沢なら豪華な老人ホームに入れるし、ホームヘルパーを何人も雇って在宅で手厚い介護を受けることもできる。だが、定年直後には数千万の老後資金があっても、介護が必要になったときにいくら手元に残っているのかが重要だ。80代になったときにいくらぐらいお金が残るのかを試算し、それに見合った介護プランを考えておく必要がある。

両家で4人の親が健在の私。80~89歳でいつ介護が始まってもおかしくない年齢。自分の親の資産は把握してるが、主人の両親は全く知らず…そろそろ主人に確認してもらえって来た方がいい頃だと改めて思いました。

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