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【新聞記事より】血管若返りに有酸素運動
2017/05/22
人は血管とともに老いる。血管の老化とは動脈硬化のことだ。若いうちはしなやかで弾力のあった動脈が、年とともに硬く、もろくなっていく。それに伴って、脳出血や心筋梗塞といった深刻な病気の発症リスクも高くなる。
「血管年齢が若い」のはどんな人なのか。立命館大学スポーツ健康科学部の家光教授に尋ねてみると、「体の硬い人ほど、血管も硬いことが分かっています」と返ってきた。血管の硬さは体の硬さと相関しているのだ。
「動脈硬化の対策として、現在、最も効果が確実とされるのは、有酸素運動。どんな年齢層でも間違いなくメリットがあります」という。それ以外にはストレッチも有効だ。有酸素運動は全身を動かすので、運動効果は体中の血管に行き渡る。一方、ストレッチは部位ごとに伸ばしていくため限定的な作用になりがちだが、場所を選ばず手軽にできる。特に運動があまり得意ではない人には、メリットが大きいという。
結局は楽をしていては、健康に悪いということですね。車より自転車、自転車より徒歩、エスカレーターより階段…と日々の生活の中で、体を動かす事から始めましょう!