【新聞記事より】保険内容、家族も確認可能に ~認知症や災害に備え~

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【新聞記事より】保険内容、家族も確認可能に ~認知症や災害に備え~

2018/09/18 

家族であれば契約者本人に代わって保険の内容を教えてもらえると思っている人もいるが、保険会社は、原則、契約者以外に契約内容に関する情報を伝えることはしない。しかし、契約者が事前に登録した家族であれば、契約内容などの問い合わせに応じる「家族情報登録制度」を新設する生命保険会社がここ数年、相次いでいる。契約者が病気になったり認知症を発症したりして契約状況を認識できない事態に備えるのが目的だ。大規模災害で契約者と連絡が取れなくなった場合などにも対応する。まず契約者本人が家族を指定して、名前や連絡先などを登録する。登録できる「家族」は3親等以内の親族とする会社が多い。登録可能人数は1~3人だ。登録した家族が電話などで保険会社に問い合わせると、具体的な契約内容や保険請求のための手続き方法を教えてもらえる。ただ、家族がこの制度に登録したからといって直接、保険金の請求や解約などができるわけではない。登録情報の変更など契約に関わる行為もできない。保険金請求などを家族が代わりに行うには、別に「指定代理人」を登録する必要がある。指定代理人に登録できるのは、やはり3親等以内の親族とする生保が多い。

家族の状況が変化したら登録の変更を忘れずにしてほしい。「定期的な確認と見直しが必要」ということです。

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