【新聞記事より】給付水準 低下の見通し

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【新聞記事より】給付水準 低下の見通し

2017/06/5 

公的年金は老後に老齢年金がもらえるだけはでなく、死亡時に遺族に支給される遺族年金、大きなけがや病気をしたときにもらえる障害年金もあります。総合的な保障があるお得な仕組みです。
今後、現代世代の平均手取りに対する年金額の比率は低下します。それでも厚生労働省が実質経済成長率年0.4%と堅めの前提で2015年に実施した試算によると、例えば15年に45歳の人が60歳時点での平均余命まで生きると、厚生年金では自分が払った保険料の2.6倍、基礎年金では1.7倍の給付が見込まれます。同30歳でも2.3倍と1.5倍です。厚生年金では保険料の半分を事業主が、基礎年金では半分を税金で負担してくれているからです。

年金額の比率の低下は、保険料を納める私達にとって残念な事ですね。それでも加入しておかなければ老後に年金は貰えず、遺族年金や障害年金を受け取る権利も失います。比率が下がっても、平均余命近くまで生きれば元がとれるなら、制度として悪くないのでは?万が一の時や障害が残ってしまう事を考えれば、加入は必要だと思います。
人生の必要経費と割り切って納付を続けましょう!

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