【新聞記事より】歯の汚れ 残りやすい部分意識

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【新聞記事より】歯の汚れ 残りやすい部分意識

2018/05/14 

虫歯は細菌により起きる、局所的な感染症である。細菌が食べ物の残りを餌にして酸を作り、歯の表面が溶け出す(脱灰)ことで発症する。虫歯やの予防には、食生活の改善とあわせて、自身による歯磨きといったセルフケアと歯科医院での定期検診が重要になってくる。まずは虫歯を知る事が欠かせない。歯科医院での定期検診は、自覚症状のない虫歯の早期発見と、歯磨きで汚れをおとしにくい部分をチェックする機会だと位置づけてほしい。歯の汚れを除去することの重要性は誰もが知るところだ。ところが口の中で汚れの残りやすい部分は千差万別。かみ合わせの面との接触部に集中する人も。歯と歯肉の境目を磨き残しやすい人もいる。自分の口の中の“弱点”を知って、ふさわしい磨き方の指導を歯科医院で受けてほしい。毎日のセルフケアには歯の脱灰を抑制し、再石灰化を促進するフッ素を歯磨き剤や洗口液で取り入れるとよい。表面だけでに発生しったむし歯の場合、再石灰化することで改善できる可能性もある。フッ素がなるべく口の中にとどまるように意識することも重要だ。うがいしたり歯磨き剤で磨いたりした後は、すすぎを最小限にして、1~2時間は飲食を避ける。

歯科検診を活用して、日々の歯磨きの効果を高めながら、虫歯の発生を防ぐよう心がけましょう!

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