【新聞記事より】太ももを鍛える

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【新聞記事より】太ももを鍛える

2018/05/1 

筋生理学が専門の石井東大教授によると、筋肉は25~30歳をピークに減り始め、40~50歳からは減少のピッチが速くなる。とくに太ももの筋肉は減り方が激しく、なにもしないと80歳で30歳の半分ぐらいに減ってしまう。「高齢者にとって、太ももを鍛えるのはきわめて重要。50歳になったら、意識的に筋力アップを考えたほうがいい」
太ももに効果的なのが、「スロースクワット」。一つひとつの動きをゆっくり続けて行うことで筋肉への負荷を高めるのがポイントだ。腰を落とす際、お尻を後ろに引きながら、上体を少しずつ前に倒してバランスをとると、ひざに負担をかけないですむ。それでもひざが痛むときは、相撲の四股のように足を左右に大きく開いてスクワットする。手は前方に伸ばし、足先は90度ぐらいに開く。スクワットそのものがきつい場合は、椅子からゆっくり立ち上がり、また座りなおす運動から始めるといい。逆に筋肉への負荷をもっと強くしたい場合は、足を前後に開いて腰をゆっくりと上げ下げする「スプリットスクワット」が効果的。いずれも5~10回を1セット。これを週2~3回行うと、筋力アップの効果が期待でできる。

そこまで来ている人生100年時代に備え、元気に楽しめるように今から足腰を鍛えておきましょう!

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