【新聞記事より】冷え症で寝付きが悪いワケ

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【新聞記事より】冷え症で寝付きが悪いワケ

2018/02/5 

眠そうな赤ちゃんの手足を触ると温かいのには理由がある。内山真・日本大主任教授は「睡眠には体温がかかわっている」と話す。
人間は昼間の活動中に体の内部の深部体温を高く保ち、夜眠っている間は深部体温を下げて脳や臓器の活動を抑えて休ませる。深部体温は起きる約2時間前から上がり、起床から14~15時間後に下がり始める。
1999年、スイスのバーゼル大の研究グループが手足の血管が拡張して皮膚温度が上昇することでスムーズな眠りにつながることを示した。皮膚から熱を体外に逃がし、深部温度を下げることで睡眠モードに入っていた。
内山さんは「ぬるめの風呂にゆったりつかると、手足の血管が広がって熱を逃がしやすくなる」と快眠のコツを助言する。逆に熱い風呂は深部体温まで上げてしまう。冷え症で寝付きが悪い人は手足からうまく熱を逃がせないので、足湯などで温めるのも効果的だ。
夏、熱帯夜に寝付けないのは室温が高くて深部体温を下げられないからだ。内山さんは「エアコンを効果的に使うとよい」と話す。

家族が多いとお風呂に入る順番もあるし、寝る前にお風呂に入れない方もいますよね。そういう方は文明の利器、電気あんか・電気毛布を上手に使いましょう!

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